競技種目の紹介

ここでは、東洋大学体育会射撃部で、主に活動している種目を紹介します。

 

□ オリンピック正式種目

・50メートル種目(スモールボアライフル(SBR)を使用)

 

男子 50メートル3姿勢120発競技 (50m3×40M)

男子 50メートル伏射60発競技   (50mP60M) 

女子 50メートル3姿勢60発競技  (50m3×20W)

 

3姿勢競技とは、伏射(プローン)、立射(スタンディング)、膝射(ニーリング)の各姿勢で射撃を行う競技です。  

それぞれ、男子は40発、女子は20発ずつ、それぞれの姿勢で射撃を行います。

 

射撃のマラソンと言われ、競技後には体重が2キロは落ちているといわれるほどで、この種目のチャンピオンが射撃の王者とも言われております。

伏射(ふくしゃ、プローン) 末冨詩織
(12期末冨)

 

 

射の姿勢  (Prone)

立射(りっしゃ、スタンディング) 宮本早織
(14期宮本)

 

 

立射の姿勢  (Standing)

膝射(しっしゃ、ニーリング) 沼野亮
(12期沼野)

 

 

射の姿勢  (Kneeling)

  

・10メートル種目(エアライフル(AR)を使用)

 

男子 10メートル立射60発競技 (10mS60M)  

女子 10メートル立射40発競技 (10mS40W)

 

競技用エアライフル(空気銃)を使用し、立射姿勢で射撃を行う競技です。

  

エアーライフル立射 河野花梨
(12期河野)

 

・10メートル種目(エアピストル(AP)を使用)

 

男子 10メートル エア・ピストル60発競技 (10mAP60M)

女子 10メートル エア・ピストル40発競技 (10mAP40W)

 

競技用エアピストルを使用し、立射・片手撃ちの姿勢で射撃を行う競技です。

所持に厳しい制限がありますが、ライフルに比べると手軽にできるなど、国際的にも人気の高い種目です。

 

□ その他の種目

・50メートル種目

 

女子 50メートル伏射60発競技 (50mP60W)

 

岩田聖子(日立システムズ)の射撃
(8期岩田)

男子の伏射競技と同じです。

世界選手権をはじめとした国際大会や、国民体育大会の正式種目として広く実施されています。

 

 

・デジタルスポーツシューティング種目(DSS) 

 男女 デジタルピストル立射40(60)発競技 他

  

・ビームライフル種目(BR)

 男女 ビームライフル立射40(60)発競技 他

 

デジタルシューティングシステム、ビームライフルは、実弾の代わりに微弱な赤外線レーザーなどの光線を使用して競技を行います。

 

大学競技会に於いては、両方ともまだそれほど盛んではありませんが、実弾を使用しないためにとても安全で、公安委員会の許可は必要無く、 競技普及や入門射撃、ジュニアを中心として広く活用されております。

 

国民体育大会の正式種目として競技され、将来有望な競技者へのステップアップとして活用されております。